ニキビ・吹き出物
大人のニキビはストレスが大きな原因と考えられ、過度な緊張感、疲労・不眠といったストレス状態が続き、交感神経と副交感神経のバランスが崩れて、皮脂分泌が過剰になってニキビができやすくなります。
また、古い角質が残っていたり、肌が敏感になっていたり、バランスの悪い食生活、シャンプーや洗顔料のすすぎ残しや、間違ったスキンケアなど、複数の原因が考えられるため、治りづらいのが特徴です。
ニキビができてしまったら肌を清潔に保ち、保湿をしっかりすることが大切。
スキンケアの基本をきちんと行いましょう。
洗顔料はよく泡立ててから、できるだけ肌に刺激を与えないようにたっぷりの泡を転がすようにして洗い、ていねいにすすぎます。
特にシャンプーなどのすすぎ残しも刺激になることがあるので、髪の生え際やフェイスラインなどはすすぎ残しの無いよう、よく洗い流しましょう。
洗顔後は低刺激な化粧品で特に不足している水分をたっぷり補い、オイルコントロール効果のある保湿乳液やニキビ用部分美容液などでオイルバランスを整えることが大事になってきます。
肌荒れ・カサつき
気温や湿度の低下、紫外線、睡眠不足、体調の乱れやストレス…。
肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れると、水分保持力の乏しい角細胞が生まれ、肌あれ・カサつきが起こります。
また、乾燥からかゆみが起こることもあります。
肌にたっぷりとうるおいを与えて、水分を逃がさないケアが基本です。
まずは低刺激な洗顔料で、肌に必要なうるおいを残しながら汚れをやさしく取り除きましょう。
皮脂を取りすぎてしまう可能性があるので、熱いお湯でのすすぎは避けましょう。
洗顔後は敏感肌用の低刺激な化粧品で角層に特に不足しがちな水分と油分をたっぷり補い、肌のモイスチャーバランスを保ちます。
皮膚が薄く乾燥しやすい目もとは、目もと専用のクリームでしっかりうるおいをキープ。
また、スプレータイプの化粧水や保護クリームを携帯し、こまめに保湿すると効果的です。
加齢による変化
肌の老化を誘発する大きな要因のひとつに「乾燥」があります。
加齢による肌のエイジングサインは、表情や姿勢などの筋肉の動きによって動く皮膚の柔軟性が少しずつ失われることでできてしまいます。
それまではピンと張っていた肌の弾力が弱くなっていく…。
これが加齢による変化です。
乾燥以外にも、紫外線などのさまざまな刺激によって、この変化は起きていきます。
いつも「たっぷりのうるおいで満たして、肌を乾燥させないこと」「外からの刺激から肌を守ること」で、加齢による変化を遅らせることができます。
洗顔後の水分補給&保湿ケアと、毎日の紫外線対策や乾燥対策をしっかり行うことが大切です。
肌あれなどのトラブルも、肌の柔軟性を失わせる原因になります。
ていねいなスキンケアで肌のバリア機能を整えましょう。